〜寝苦しい夏の夜には〜

2007年06月25日

痔、再び深くて暗い

痔(じ)を引き起こす原因のひとつである便秘は女性の方に起こりやすい症状であることはよく知られています。そして便秘という状況は肛門に負担を与えやすいこともみなさんご存じのことでしょう。

女性が男性と比べて便秘になりやすい原因はなぜなのでしょうか。次のような理由が挙げられます。

■仕事中や外出時に便意を我慢しがちである
■ダイエットなどで食事の量が少ない
■生理前のホルモンの作用で腸の働きが鈍ってしまう

以上のように一般的には女性の方が痔になりやすい条件は多いといえます。女性の痔の多くは裂肛(れっこうと呼ばれる症状です。裂肛)とは肛門の壁部が傷つき、裂けた状態のことです。様々な要因がありますが便秘や生理出産、食生活といったことが影響します。

一方痔瘻(じろう)に関しては男性の方に多く見られます。この痔瘻は女性よりも男性、しかも比較的筋肉の発達した青年などに多く見られます。

痔瘻とは肛門の中にある歯状線にある肛門腺窩(こうもんせんか)というくぼみに便が入り込み、細菌感染を起こす病気です。下痢状の便が強く肛門腺窩に当たると、その部分が傷つき、膿んだり、腫れたりすることがあります。これが進行すると、痔の一種である痔瘻になります。

肛門は便が常に通過する所ですので、もともと細菌の感染には強い器官なのですが、肉体疲労時など、身体の抵抗が落ちているときには感染による炎症などを起こすことがあります。これが痔瘻の原因となります。

一般に、男性の方が排便のときに力む力が強く、便が肛門腺窩にぶつかる勢いが強い傾向にありあます。そのため、痔瘻になる確率が自ずと高くなってきます。

毎日のことだから

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2007年06月23日

痔とお産

妊娠と出産という女性にとっての大仕事。これが痔(じ)を引き起こす原因になりやすいと前回説明しました。具体的には次のような理由からです。

妊娠の時期には血管が圧迫されます。出産自体もまた、肛門に負担がかかる作業です。便秘の人が必要以上に力み、肛門周辺にある動静脈叢が突出してしまうのと同じ原理で、出産時の力みによって痔が起こることがあります。場合によっては、肛門が脱出するという症状まで引き起こします。

また、痔になりやすい状況は、分娩時だけではありません。出産が終了した後の身体的状況もまた、肛門にとってはあまり好ましいものではありません。

普通出産後には腹筋が緩んだ状態となります。これによって腸も弛緩することがあります。また、母乳の分泌に伴い、慢性的な水分不足に陥ります。これらが原因で便が固くなり、排便の際に肛門を傷つけやすくなってしまいます。

産前産後には適度な運動と水分補給を心がけることが、簡単にでき、なおかつ有効な痔の予防法といえます。

やはり自然が一番

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2007年06月22日

男と女の間には痔も

痔(じ)が万国共通の病気であることは以前説明した通りです。人類にとって宿命的な病であり、ごく日常的に発症しやすいポピュラーなものです。

では、痔の発症率や症状にに男女の差があるのでしょうか。実は性別による違いはあります。男性と女性とではかかりやすい痔の症状が異なります。更に痔になる要因も違います。

一般的なイメージでは、痔は男性の方に多い印象がありますが、実際には女性のほうが痔になりやすいと考えられています。その理由ですが、女性の気質による部分があることも一因です。

私たち日本人にとっては、痔は恥ずかしいというイメージの強い病気です。痔を隠したがる習慣があります。とりわけ女性の場合、その傾向がより強いため、男性と比べて診療が遅れるケースが非常に多いといえます。

また、女性が痔になりやすい原因としてまず挙げられるのは、男性にはない妊娠および出産があるということです。これらの女性特有の身体の働きは、実は肛門にとって非常に強い負担となります。

妊娠している状態では、胎児が育つために大きく膨張した子宮が直腸を圧迫することになります。これにより、肛門周辺の血管が圧迫され、痔になりやい状態になります。

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2007年06月21日

ほんとに痔

痔(じ)について少し怖い話です。痔の一般的な症状に肛門からの出血や、血便ががあります。実はこれを痔によるものであると即断してしまうのは非常に危険です。特に元々痔を患っている人は出血に慣れているため、痔以外の疾患であることを疑わないことがあります。

このような症状の場合、直腸癌や大腸癌を疑ってかかる必要があります。特に男性に多い痔の一種に、痔瘻(じろう)というものがあります。

痔瘻は肛門内の歯状線という部分のくぼみの中で細菌感染が起こるものです。これを放置すると、肛門管癌という癌が発症する可能性があります。肛門管癌にかかると、次のような症状が発症します。肛門の周囲が固くしこり、痛みを発したり、分泌物が出たりします。

発症にはニトロソ化合物という物質が関与しています。このニトロソ化合物は大腸癌ばかりではなく、乳癌、子宮癌、前立腺癌など様々な癌の原因となる、非常に悪質なものです。

日常的にできる対策としては、ビフィズス菌を増やすことです。ビフィズス菌が腸内に多く存在していると、こうした発がん物質の発生を抑止する働きをしてくれます。ビフィズス菌を多く含んだ食品を摂取することに加え、食物繊維を豊富に摂取するように心がけましょう。食物繊維はビフィズス菌を増やす効果があるといわれています。

やはり自然が一番

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2007年06月20日

ライフスタイルから痔に

痔(じ)は糖尿病や高血圧などの病気と同じく一種の生活習慣病です。このことは一般にはあまり知られていないようです。そのためか痔になる原因が何なのかを知らずに生活している人が多いのではないでしょうか。

逆の見方をすると痔は日々の心がけ次第で予防することのできる病気です。その上治療の際にも生活指導と保存療法が用いられる場合がほとんどですので、手術が行なわれる例は実はみなさんが思っているほど多くはないのです。

私たち日本人は痔の治療に対して消極的な民族です。身近な病にもかかわらず、知識も乏しいといえます。前回紹介したアンケートの中に「痔が死ぬほどの病気ではない」ために検診を先延ばしにしたという意見がありました。おそらくみなさんの中にも同じ考えを持っている人もきっと多いことでしょう。

でもこれは必ずしも正しい知識ではありません。気を付けてください。痔を放置した場合、最悪のケースでは癌になってしまうことあるのです。

または痔と思われる症状を放置した場合の危険性について、少々説明します。確かにほとんどの痔はみなさんが思っているように生命に影響を及ぼすことはありません。しかし、このあたりが曲者です。

痔だと思い込んでたかをくくっていたところ、検診を受けてみたところ、実は癌だった。このようなことが判明するケースもあるのです。

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2007年06月19日

遅刻しないで痔の対策

痔(じ)というのは生活習慣からくるごく普通の病気です。特別な病気ではありません。特別なのは発症する場所が私たち日本人にとって恥ずかしいと感じる部分ということだけです。

ところでもう一度痔の受診が遅れる理由を挙げてみましょう。あるアンケートの結果です。

■診察を受けるのが恥ずかしい
■痔で死ぬこともないから医者に行くほどのこともない
■病院に行くとすぐ手術されてしまいそうで嫌だ
■痔の手術は死ぬほど痛いそうで怖い
■痔の手術は何週間も入院しなくてはならないので、大変
■どうせ手術をしても再発するのでは

やはり恥ずかしいと思う方が多いのが特徴ですね。その次が痔と手術を結びつけて考えている人が多いということです。でも現実的には痔を手術で治療するケースはそれほど多くはありません。

先進国の例でみますと、痔の手術率はドイツで7%、イギリスで5%、アメリカで4%という結果が出ています。日本の場合、検診に訪れる時期が遅れたために、これらの手術率より若干高く、10%強というのがおおよその数値です。国民病といわれてもおかしくない痔ですが、痔に対する認識はあまり高くないことが窺い知れますね。

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2007年06月18日

痔もグローバルですか

くどいようですが痔(じ)は日本人の国民病です。でも実は日本人だけがかかりやすい病ではありません。そうです。痔はグローバルな病気なのです。日本人だけが特別なのではありません。同じようなライフスタイルをしている国の人は似たり寄ったりです。

ドイツの解剖学者が成人の遺体を解剖したところ70%の人が痔を持っていたというデータがあります。生前に自覚を持っていなかった人も多く痔という病気が潜在的に非常に多い病気であることがうかがえる事実です。

また、アメリカの大病院の研究者が外来患者のほとんどすべてに肛門の診察を行なったところ、80%以上の患者が痔を持っていたという報告すらあります。

少しは安心しましたか。そういう問題ではありませんでしたね。失礼しました。私がいいたかったのは、それだけ痔が世界的にポピュラーな病気であるということです。日本人と外国人との間で発症率の違いはほとんどありません。

ただし、痔についての考え方に違いがあるようです。日本人の場合、恥ずかしさがあるのか、人知れず悩み、治療が遅れる傾向にあるようです。その結果として外国の人と比べて、日本人は重度の痔にかかる可能性が高いといわれています。自覚のある人はできるだけ早く専門医にかかるようにしてくださいね。

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2007年06月17日

痔(じ)のトップスリーとは

国民的疾患である痔のトップスリーについて。痔と一言で言っても様々な症状があることはみなさんご存じだと思います肛門のどの位置にできたか、どのようにできたかなどによって、痔の症状が異なります。一口に痔といっても、様々な種類が。

当然のことながら治療法も痔の種類によって異なります私たちが一般に痔と呼んでいる病はひとつの疾患を表す病名というよりは、様々な肛門疾患の総称ととらえた方がより正確だといえます。

痔の症状を大別すると、「痔核」「裂肛」「痔瘻」の3種類です。この3種類が痔の御三家というわけです。

それではこの3大疾患の発生率について少々。一般に、痔の3大疾患の中で最も発生しやすいのは「痔核」であるといわれています。あるデータによると、痔核は男女共に痔患者の約60%を占めているとされています。つまり痔の世界のダントツのナンバーワンといえます。

次に多いのが、男性の場合痔瘻、裂肛の順。女性の場合は、裂肛、痔瘻の順に多く見られます。

日本人の死因となっている病気ベストスリーが癌、心臓疾患、脳血管障害の3つであることはよく知られています。これはあくまでも死因から見た病気の順位です。

では、死因を別にして国民のかかりやすい病気は何でしょうか。実はこれについては、一般にはあまり知られていません。死に直結しない病気には関心が向かないからでしょうか?

実をのところ、痔という病気は、第1位の虫歯に次ぐ、2番目に患者の多い病気なのです。驚きですね。冒頭で国民的疾患なんて言葉を使いましたが、数字にはちゃんと根拠があったのです。あるデータによると、日本人の3人に1人が痔の自覚あるということです。そして検診を行なえば、約7割の人に痔が見つかるといわれています。

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2007年06月16日

私は痔なんかじゃありません

痔(じ)はとてもポピュラーな病です。そこら中に痔を患っている人は山ほどいますし痔という病名を聞いたことのない人はまずいないでしょうそうです。痔は正に日本人にとっては国民病です。

でもどうでしょうか痔であることを公言している人は少ないのでは。自ら痔であることを名乗り出ているのは、大抵中高年の男性です。女性で痔を口にすることはとても珍しいことです。特に若い女性の場合はその傾向が。当然といえば当然のことかもしれませんね。

場所が場所だけに、恥ずかしい。格好悪い。笑われてしまいそう。痔にはそのようなイメージがあることは事実ですよね。ですから、他人に知られたくないという心情はよく理解できます。

そればかりか診療を受けることをためらい、かなり症状が進むまで放置する人もいます。また、市販の薬で人知れず治療する人も。発症後すぐに専門医の診療を受ける決断ができない人が多いようです。結局苦痛が長引き、治癒を遅らせてしまうことになってしまいます。

このあたりも痔という病のひとつの特徴だといえるでしょう。誰でもかかりやすい痔だからこそ気軽に口にすることができ、気軽に診療を受けられる環境が求められます。

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2007年06月15日

腰痛になりやすい人は痔も

前回挙げたのはチェックしたのは痔(じ)になりやすいケースでしたが今回は腰痛になりやすい項目を取り上げてみましょう興味深いことに、痔になりやすい人との共通点がたくさんあります。

■デスクワークや車の運転をするなど座る時間の長い人
■ガードマンやレジなどの立ち仕事をしている人で歩くことの少ない人
■日常的にストレスをため込んでいる人
■寒い場所にいることの多い人
■運動不足の人
■喫煙する人
■便意がないのにトイレで力む人や新聞や雑誌を読んだりして長居をする人
■腰が重だるい、張る感じがする人
■ぎっくり腰や椎間板ヘルニアの経験がある人
■ダイエットのため食事を減らしている人
■妊娠中の人
■産後間もない人
■姿勢の悪い人
■胃腸の調子が悪い人

よく見ると、痔のチェック項目と同じものが多いことにお気付きと思います。つまり痔のチェック項目で多く当てはまった人は、腰痛になるリスクも高いということになります。腰痛の人、痔も要注意ですよ。今のライフスタイル見直してみては。

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