〜寝苦しい夏の夜には〜

2007年06月29日

自覚のある痔核(じかく)

痔核の多くは排便時に肛門に圧力が加わり動静脈叢が激しく圧迫されることによって引き起こされます。便秘の人は要注意です。なぜなら便秘の人ほど排便時の圧力が強くなる傾向があるからです。

強く力むことが痔核を引き起こす主な要因です。つまり便秘症の人は痔の中でも最もポピュラーな痔核にかかる可能性が高いといえます。

この人間なら誰にでも起こり得る痔核ですが実は人間以外の動物には起こりません。というようよりも、痔という病はほぼ人間にだけ特有の病気だといえます。人間の宿命的な病、それが痔です。人間の進化と深く関係があるようです。

幸か不幸か人間の寿命は伸びています。そこに思わぬ落とし穴が。前回説明しましたが、人間の肛門を完全に閉じるためのクッションの役割を果たす組織は30歳を過ぎた頃から老化現象を始めます。このクッションである結合織が壊れてしまうと、痔核という症状を引き起こしてしまいます。

皮肉な現象ですが、長寿のために人類は痔核に対応できなくしてしまったようです。現代人の身体的構造は約200万年前から変化していません。ダーウィンは進化論にそう書き記しています。200万年前の人類の寿命はというと40過ぎまで生きることはまずありませんでした。

元々肛門の耐用年数は40年程度だったということのようです。

やはり自然が一番

これなら痔(じ)の人でも…
ラベル:ヘルス
posted by 管理人 at 12:08| 痔核(じかく)について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月28日

イボの状態は常態なのか

痔(じ)という状態はいかなるものなのか?これまで書いてきたように痔には様々な種類があります。日本人の場合一番多いとされているのは「痔核(じかく)」という症状です。一般的にイボ痔と呼ばれるものです。

痔核は老化現象に伴って発生するといわれています。つまり誰にでも起こる可能性のある病です。非常にポピュラーな痔である痔核の症状や原因について話を進めましょう。

まずは肛門の構造について少々。何と驚いたことに肛門は周囲にある括約筋と粘膜だけでは完全に閉じることができないのです。約1ミリの隙間ができてしまう構造になっています。そのため人間の肛門の粘膜にはその隙間を塞ぐための器官が存在します。

肛門の粘膜の下には動脈や静脈の細かい血管の集まりである動静脈叢や筋肉の一種である平滑筋、弾性繊維などの様々な組織があります。いわばクッションの役割を果たすのがこれらの組織です。そのお陰で肛門に生じてしまうわずかな隙間をぴったりと塞ぐことができるようになっています。

そして結合織という組織がそれらのクッションを繋ぎ合わせています。働き者の結合織ですが30歳を過ぎた頃から崩れ始めてしまいます。悲しいかな老化現象です。

その結果、排便の際に力んだときなどに、クッションの一部を成している動静脈叢の血管に強い圧力がかかり崩れてしまった結合織の隙間から動静脈叢が肛門内にはみ出してしまうことになります。この症状が痔核です。

やはり自然が一番

これなら痔(じ)の人でも…
ラベル:ヘルス
posted by 管理人 at 09:28| 痔核(じかく)について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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